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アラート自動対応5:アラートを受け取った時間によって、異なる担当者に通知する

いつもOpsAidをご利用いただき、ありがとうございます。

OpsAidの利用ガイドのご紹介です。

監視作業は時間によって担当者が変更になったりする場合があると思います。そんな時、せっかく自動で通知できるようにしたのに、担当時間外なのに通知が来たり、担当なのに通知が来なかったり…。これだとこまりますよね。

そんな時はOpsAidの受け取った時間によって通知先を変える機能を利用しましょう!


そこで今回は、アラートを受信した時間に対応する担当者へ電話発信するルール登録方法をご紹介します。

受信するアラートと対応条件は次の内容を想定し登録していきます。


  • アラートが発生したら、件名に ERROR を含むメールをOpsAidへ送信する

  • 毎日9:00から18:00までの間に、件名に ERROR を含むアラートを受信したら、担当者のユーザー01(組織に登録済み)に電話発信する

  • 毎日18:00から24:00までの間に、件名に ERROR を含むアラートを受信したら、担当者のユーザー02(組織に登録済み)に電話発信する


 

プロジェクトに担当者を登録する

まずは、OpsAidの利用の流れ またはスタートガイド「プロジェクトを用意しよう」 に従ってアラートを受信するプロジェクトを登録します。

用意したプロジェクトに担当者を追加します。今回は2名まで連絡をするので、ユーザー名を「ユーザー01」「ユーザー02」として登録していきます。すべてのユーザーに電話番号を1件以上登録します。



ルールを登録 

アラートを受信するプロジェクトにどんなアラートが来たら、どんな対応をするか登録を行います。今回は昼と夜で担当者が違うことを想定し、それに合わせてルールを2件登録します。


1件目:アラート受信が昼の場合

■ルールの基本設定

ルール名等、基本設定を行います。ここでは下記で登録します。

  • ルール名:アラート受信ルール:昼

  • ルールの適用順序:1



■マッチ条件

<キーワード条件>

どんなアラートを受信したら対応するか指定する部分です。

キーワード条件にて「件名」に「ERROR」が含まれた場合で設定します。


<時間条件>

ここでは、時間の条件を登録できます。

今回は下記で登録します。

  • 「毎日」の「9:00」から「18:00」まで



■アクション設定

マッチ条件にマッチしたアラートを受信した場合どんなアクションを行うか設定する部分です。今回は昼の担当者ユーザー01に通知するので、「自動コール」で設定していきます。

  • 呼出し秒数:20秒

  • リトライ回数:2回

  • 連絡先1:ユーザー01の電場番号


この設定により、ルールが適用されると

連絡先1のユーザー01の電話番号に発信します。20秒間呼出しを行い、応答ががあった場合は結果[OK]でアクションを終了します。

応答が無かった場合は、リトライ回数2回まで再度連絡先1に発信を行います。すべての発信で応答が無かった場合は、結果[NG]でアクションを終了します。


■インシデント設定

ここはルール条件にマッチした場合に作成するインシデントの設定をする部分です。

  • ステータス:完了

  • 担当者:ユーザー01


②2件目:アラート受信が夜の場合

■ルールの基本設定

ルール名等、基本設定を行います。ここでは下記で登録します。

  • ルール名:アラート受信ルール:夜

  • ルールの適用順序:2


■マッチ条件

<キーワード条件>

どんなアラートを受信したら対応するか指定する部分です。

キーワード条件にて「件名」に「ERROR」が含まれた場合で設定します。

<時間条件>

ここでは、時間の条件を登録できます。

今回は下記で登録します。

  • 「毎日」の「18:00」から「24:00」まで


■アクション設定

マッチ条件にマッチしたアラートを受信した場合どんなアクションを行うか設定する部分です。今回は夜の担当者ユーザー02に通知するので、「自動コール」で設定していきます。

  • 呼出し秒数:20秒

  • リトライ回数:2回

  • 連絡先2:ユーザー02の電場番号

この設定により、ルールが適用されると

連絡先2のユーザー02の電話番号に発信します。20秒間呼出しを行い、応答ががあった場合は結果[OK]でアクションを終了します。

応答が無かった場合は、リトライ回数2回まで再度連絡先2に発信を行います。すべての発信で応答が無かった場合は、結果[NG]でアクションを終了します。


■インシデント設定

ここはルール条件にマッチした場合に作成するインシデントの設定をする部分です。

  • ステータス:完了

  • 担当者:ユーザー02


これで①②のルール設定は完了です。


アラート受信時の動き

上記ルールを登録すると、監視対象サービスからアラートが発生すると下記の流れで自動対応が行われます。


■9:00-18:00にアラートを受信した場合

  1. 9:00から18:00の間に、監視対象サービスから、プロジェクトのメールアドレスへ向けて、件名にERRORを含むアラートを送信する

  2. OpsAidでプロジェクトがアラートを受信する

  3. プロジェクトに登録されたルールに、アラートがマッチするかチェックする。アラートの件名にERRORが含まれており、受信時刻が9:00から18:00の間なので、アラート受信ルール:昼の実行条件にマッチする

  4. ルールの実行条件にマッチしたので、自動でルールのアクションが実行される     ユーザー01へ電話発信が行われる

  5. ルールの実行条件にマッチしたので、自動でインシデントが起票される

  6. アクションの結果を受けて、ルールの実行結果が起票したインシデントに記録される


■18:00-24:00にアラートを受信した場合

  1. 18:00から24:00の間に、監視対象サービスから、プロジェクトのメールアドレスへ向けて、件名にERRORを含むアラートを送信する

  2. OpsAidでプロジェクトがアラートを受信する

  3. プロジェクトに登録されたルールに、アラートがマッチするかチェックする。アラートの件名にERRORが含まれており、受信時刻が18:00から24:00の間なので、アラート受信ルール:夜の実行条件にマッチする

  4. ルールの実行条件にマッチしたので、自動でルールのアクションが実行される     ユーザー02へ電話発信が行われる

  5. ルールの実行条件にマッチしたので、自動でインシデントが起票される

  6. アクションの結果を受けて、ルールの実行結果が起票したインシデントに記録される


このように、時間に応じて担当者にアラート通知が可能のです!

是非ご利用ください!


OpsAid利用マニュアルも合わせてご確認ください。

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