OpsAidの利用ガイドのご紹介です。
アラートが発生した際、担当者に連絡をする必要があり、アラート受信者が電話をかけることがあると思います。しかし、電話番号に間違いがないか確認。電話しても出ない…。など
以外と手間がかかります。そんな時はOpsAidの自動コールを利用しましょう!
そこで今回は、監視対象サービスからアラートが発生した場合、「担当者に自動で電話をかける」際の登録方法をご紹介します。
プロジェクトに担当者を登録
OpsAidの利用の流れ またはスタートガイド「プロジェクトを用意しよう」 に従ってアラートを受信するプロジェクトを登録します。
用意したプロジェクトに担当者を追加します。今回はユーザー名「ユーザー01」として登録していきます。登録にはメール、電話番号が設定できるので、担当者が受ける電話番号を設定します。
ルールを登録
アラートを受信するプロジェクトにどんなアラートが来たら、自動で電話をかけるかルールを登録します。
①マッチ条件の登録
自動で電話をかけるアラートは何かを指定する部分です。
今回は、キーワード条件にて「件名」に「ERROR」が含まれた場合で設定します。
この設定により件名にERRORを含むアラートを受信した場合、ルールが適用されます。
②アクション設定
①で設定したアラートを受信した場合、自動で電話をかけるアクションを指定する部分です。アクション設定の中から「自動コール」を選択します。合わせて呼出し秒数、リトライ回数、連絡先ユーザーを設定します。
今回は「呼出し秒数:20秒」「リトライ回数:2回」「連絡先1:ユーザー01の電場番号」と設定します。
この設定により、ERRORを件名に含むアラートを受信した場合、ユーザー01に電話を発信します。
20秒間呼出しを行い、応答があった場合は、結果[OK]としてアクションを終了します。
応答がが無かった場合はリトライ回数2回までユーザー01に電話を発信します。
全ての発信に応答が無かった場合は、結果[NG]でアクションを終了します。
③インシデント設定
今回は、ユーザー01へ自動で電話発進が行われた場合、インシデントが起票されます。
担当者は電話を受けるユーザー01で設定します。
アラート受信時の動き
上記のルールを登録すると、監視対象サービスでアラートが発生すると下記の流れで自動対応が行われます。
監視対象サービスからOpsAid登録のプロジェクトのメールアドレスへERRORを含むアラートを送信
OpsAidでプロジェクトがアラートを受信
登録されたルールにアラートがマッチするかOpsAidがチェック。件名にERRORを含んでいるため、ルール条件にマッチと判断
ルールに従い、自動でユーザー01へ電話発番を実行
ルール条件にマッチしたので、自動でインシデントが起票
アクション結果(電話発番の対応結果)を、5で起票したインシデントに記録
問題無く終了すると、インシデントステータスが完了
このように、担当者の登録、ルールにて該当アラートのマッチ条件と実行するアクションを設定することで、自動で担当者に電話発信することが可能です。
是非ご利用ください!
OpsAid利用マニュアルも合わせてご確認ください。
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